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目的別で選ぶ書評サイト20選

書評サイトには、出版社のWebマガジンからユーザーのコミュニケーションを意識したサイトまで様々なものがあります。

とはいえ、すべての書評サイトを知ることは難しく、書評サイトの中で「気に入った書評」を見つけるのも簡単ではありません。

そこで、「目的に合わせて読む書評サイト」という選び方を提案していくことにしました。なぜなら、訪問した初めてのWebサイトで気に入った書評を見つけられなかった経験があるからです。

「深い読み」を書評に求めているユーザーもいれば、「コスパ」を書評に求めているユーザーもいることでしょう。どちらにせよ、書評サイトを訪れるユーザーは何らかの結果を求めています。

だからこそ、書評サイトはやみくもに閲覧するのではなく目的に合わせて読む必要があるのです。この記事をブックマークし、いつでも目的別に書評サイトを検索できるようにしておくと便利でしょう。

「深い読み」で選ぶ

数ある書評サイトの中で、とりわけ深い読みを提供するサイトをまとめました。

  • 千夜千冊
  • 書評空間
  • ALLREVIEWS
  • HONZ
  • webちくま
  • しんぶん堂

千夜千冊

編集工学者で著述家の松岡正剛(まつおかせいごう)の連載が読めるブックナビゲーションサイト。

書評は1600を数え、そのどれもが分野の垣根を越えたオリジナルの文章となっています。

画像で探しやすい「千夜アーカイブ」をはじめ、検索窓で気になる著者・タイトルを検索するのも良いでしょう。

書評空間

紀伊國屋書店が運営する書評サイトで、プロの読み手別に書評を探せるのが特徴です。

紙面の制約なく書かれた書評はこんなにも深く、読み応えがあるのかと感じるものばかり。

気に入った書評家がいれば、アーカイブから簡単に探し出すことができます。

ALLREVIEWS

仏文学者で作家の鹿島茂(かしましげる)が立ち上げた書評サイトです。

活字メディアに発表された書評を再録するサイト」となっており、著者別・書評家別でブックレビューが読めるのが特徴です。

有名作家がレビューした作品も多く、好きな作家の書評から新しい本を探していくこともできます。

HONZ

HONZは、小説・ 自己啓発・IT専門書を除く、出版3ヶ月以内の新刊書を対象に書評を行っている書評サイトです。

書評の書き手に特徴があり、他サイトでは取り上げないような作品をレビューしていることもしばしば。

ちょっとクセのある書評が欲しい人は「HONZ」で決まり。

webちくま(筑摩書房)

出版社の筑摩書房が運営するWebサイト。書評・連載・コラムから記事を選択することができ、読み応えのあるブックレビューが並ぶ。

学者の著した論考を特別掲載するなど、精力的に深い読みを提供している。

じんぶん堂

朝日新聞社のWebメディア「好書好日」が人文書の魅力を伝えていくサイトとして立ち上げたのが「じんぶん堂」。

学術色強めの記事が並ぶが、レビューは短いものがほとんど。

話題のトピックと絡めながら書籍のレビューを行っているため、飽きずに読み進めることができる。

「コスパ」で選ぶ

「本をゆっくり読みたくても時間がない」「話題の新刊の要約が読みたい」そのようなユーザーにおすすめの書評サイトをピックアップしました。

  • 美女読書
  • flier
  • ひらめきブックレビュー
  • ブックビネガー

美女読書

話題のビジネス書の内容を箇条書きで要約するWebサイト。

「殿堂入り記事」から、まだ読めていない人気書籍の要約を読むことも可能。

flier

要約にコンセプトを絞ったWebサイトで、スマートフォン閲覧に適したアプリの配信も行っている。

有料会員になることで、2000以上の要約記事を読めるのが特徴。

ひらめきブックレビュー

厳選した良書のみをレビューしている書評サイト。

ユーザーはホームページに掲載されている選書リストもしくはピックアップ記事を読むだけ。

「選ぶことに迷わない」のは、忙しい人にとってメリットといえます。

ブックビネガー

ビジネス書を紹介する要約サイトで、3~5行程度の「超短要約」が記載されているのがポイント。

レビューを読む時間に合わせて、書籍概要・要約のタブ切り替えが可能です。

「デザイン」で選ぶ

「Web上で読むものはデザイン重視」という人におすすめの書評サイトがこちら。

  • 好書好日
  • Book Bang
  • ほんのひきだし
  • あさぎいろの図書館

好書好日

朝日新聞社が運営するWebメディアで、「味わう」「旅する」など、気分に合わせて記事が読めるのが特徴です。

「白色」と「黄色」を基調とした配色で統一感があり、丸みを帯びたデザインがやわらかい印象を与えてくれます。

Book Bang

Book Bangは賛同した新聞社や出版社、書店などの協力を得て書評を掲載する「本の総合情報サイト」です。

レビューの最後に掲載元メディアの案内URLがあり、興味や関心に合わせてメディアをフォローできるようになっています。

ほんのひきだし

まるで棚の引き出しのようなデザインが特徴の書評サイト。

暖色の淡い色遣いで統一されており、シンプルなサイト設計からすっきりとした印象を受けます。

あさぎいろの図書館

筆者独自の視点から話題の作品をレビューしたWebサイト。

アイキャッチ画像に著者の一文コメントがあり、レビューが読みたくなる工夫が凝らされています。

本文のフォントは細めで、やさしい印象を抱きます。

「コミュニティ」で選ぶ

読書は私的なものではありますが、本好きが集うと楽しい時間が生まれます。

そんなオフラインのつながりをWeb上で実現しようと試みる書評サイトの紹介です。

  • 本が好き!―書評でつながる読書コミュニティ
  • 読書メーター
  • シミルボン
  • ブクログ

本が好き!―書評でつながる読書コミュニティ

ユーザーが書評を書いたり、書いた書評が他のユーザーに評価されたりするとポイントが貯まり、本がもらえる「献本」に応募することができます。

ログインをすると、ある本と自分の位置関係が視覚的に確認できるようになるのが特徴です。

読書メーター

読んだ本の記録や「積読本」のリストアップなど、読書の管理に特化したWebサイトです。

他のユーザーが読んだ本の感想を読むことができ、過去に読んだ本の傾向から自分に合う本を「相性度」で知ることができます。

シミルボン

ユーザーがブログを書くようにレビュー記事を作成・共有するWebサイト。

「水先案内人」となる読書人を見つけ、自分の好きなジャンルを掘り下げていくのがポイント。

ブクログ

Webサイトやアプリ内の本を本棚で管理したり、簡単なレビューを書いたりすることができます。

本棚に登録した本はマイアカウントで公開することができ、フォローし合うことで他のユーザーとつながることが可能です。

「キーワード」で選ぶ

「文学」「歴史」といったジャンルよりも細かいキーワードで本を選びたい人におすすめの書評サイトを紹介します。

  • hontoブックツリー
  • ホンシェルジュ

hontoブックツリー

ある1つの本をレビューするのではなく、複数の本を1つのキーワードで紹介していく書評サイト。

ブックキュレーターには各分野のプロが集い、信頼性の高い選書が行われています。

ホンシェルジュ

「ワンピース」「ジョジョ」といったキーワードで独自の特集が組まれており、考察などを読むことができます。

気に入った本に帯を付けたり、レビュー記事を書いたりすることで、多くのユーザーとつながることも可能です。

まとめ

この記事で紹介した書評サイトは20を数えますが、インターネット上にはまだ多くの書評サイトがあります。

1つの書評サイトを足がかりに、1冊でも多くの本と出会っていただけたら幸いです。

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