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読書サイトおすすめ9選!新しい本と出会えるサイトまとめ

読書好きのみなさんは、本の情報をどこで得ているでしょうか。

話題の本はSNSに流れてきたり、本屋で偶然出会ったりするのでしょうか。

もちろんそれもいいのですが、最近は、本についてのサイト(読書サイト)もたくさんあるので、そこで本の情報を仕入れることもできます。

しかし、普通に過ごしていると、意外とそういうサイトと出会うことはありません。

この機会に、ここで紹介するようなサイトを駆使しながら本を探し、今まで知らなかった分野の本を発見してみてはいかがでしょうか。

松岡正剛 千夜千冊

まず紹介したいのは「松岡正剛 千夜千冊」

このサイトは松岡正剛のブックナビゲーションサイトで、読書史(なんてものがあれば)に残る偉業といえるでしょう。

どこか変な裏サイトにでも来てしまったかのような、本のサイトとは思えない物々しい雰囲気にまずは驚かされます。

紹介した本の数が千冊を優に超えるこのサイトにはあるルールがあります。

それは「一度取り上げた著者の本は、その1冊以外取り上げない」というルールです。

これがどれほどつらいことか、想像に難くありません。

しかし、そういうルールが課せられているからこそ、私たちは、本屋でも、アマゾンのおすすめでも体験することのない出会いをすることができます。

まずは1つ興味のあるページを開いてみてください。松岡正剛の豊かで柔らかな読みに接することで、みなさんの普段の読書がさらに実りあるものになるはずです。

flier

flier「本の要約サイト」です。比較的新しいサイトですが、既に2000冊以上の要約があります。

さらに、毎月30冊前後の追加があるので、読むのには事欠かないといえるでしょう。

基本的にビジネス書が多めですが、ビジネス書とは言っても、本屋のビジネス書コーナーに置いてあるような本もあれば、学術的な本を取り扱っていることもあります。

つまり、ビジネス書を広い意味で「ビジネスパーソンにとって意味のある本」として選書されています。

要約を10分前後のボリュームで読める記事などもあることから、内容を深く把握することができます。

気になる要約は「簡潔かつ要点を箇条書きで押さえた上での説明」となっているため、質も高いといえるでしょう。

また、flierには3つのプランがあります。

  • 無料ユーザー(会員登録で20冊の要約コンテンツが閲覧可能)
  • シルバープラン(「月額500円」無料コンテンツ+月5冊の要約コンテンツが閲覧可能)
  • ゴールドプラン(「月額2000円」すべての要約コンテンツが閲覧可能)

実際のところ、本を買わずに要約だけを読むということについて、意見が分かれることでしょう。

とはいえ、少しでも気になったのであれば、初月が無料のシルバープランを利用してみてはどうでしょうか( ※2020年4月9日時点 )。

hontoブックツリー

本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿ってご紹介

「honto ブックツリー」のトップページには、このように書かれています。

このサイトでは「あるテーマ」に沿って5冊ずつ選書されるのが特徴です。

テーマの例として、

  • 「人生がランクアップする最高の「科学的」教養書」
  • 「転換点の今こそ!新しい視点で「世界史を知ろう」!!」
  • 「女性ならではの鋭い感性にゾクリ!女性作家による文学短編集」
  • 「イギリス人の暮らし、文化、心に触れることができる5冊」

などがあります。

「こういう内容の本が読みたいな」と思っても、本のタイトルだけでは、自分の興味に沿った本なのかどうなのか分かりにくい時があります。

「こんなサイトがあったらいいな」を叶えてくれたサイトといえるでしょう。

そして、このサイトは「ブックキュレーター」という、第一線で活躍する人たちが選書を行っています。

このブックキュレーターによる選書がとても興味深いので、ぜひ覗いてみてください。

気になるブックキュレーターには、例えば、教育学者の斎藤孝、スタジオジブリの鈴木敏夫、作家の町屋良平、さらにはホリエモンまで、多彩な面々が集まっています。

「なりたい気分で本を選ぶ」という体験。きっと誰もがその新しさにハマることでしょう。

HONZ

言わずと知れたブックレビューサイト「HONZ」の紹介です。

話題作を素早く取り上げてくれるのは、読者としては本選びの参考になります。

このサイトは「 あれこれ読むより、1つのサイトの体系立てられたレビューを読みたい」という人におすすめ。

例えば、『哲学と宗教全史』を出した出口治明さんへのインタビューを記事にしたものには「この本を買った人は、こんな本も買っています」といったレコメンド機能がついており、興味・関心を深掘りしやすい仕組み作りがなされています。

閉じこもったレビューではなく、読み手に新たな世界を提示するような、そんな「外に開かれたレビュー」をHONZでは読むことができます。

新しい世界を開拓したい人におすすめのサイトです。

出版社のwebマガジン

最後は各出版社のwebマガジンです。意外と知られていないサイトもあるのではないでしょうか。

本好きの友人たちに教えると、「そんなの読めるのか」と驚かれることもしばしばです。

これから紹介するwebマガジンでは「マガジン」の名が示すように、雑誌のような形態となっています。

出版社の紙の雑誌では基本的に「読み切りの文章」と「何回(何十回)に渡って連載されている文章」で構成されています。

カンタンにいうと、「そういう文章がwebでも読める」ということです。

しかも、無料です(残念ながら、紙の雑誌と同じ内容ではありません)。

そして、webで連載された文章の多くは、完結すると多くが書籍としてまとめられるものばかりです。

そのことを知ると、無料で読めることがどれだけ価値のあることかが分かってくることでしょう。

webちくま(筑摩書房)

筑摩書房のwebマガジン「webちくま」です。

書評に連載、コラムなど、充実の内容です。

おすすめの作品には、

  • 上間陽子「海をあげる」(沖縄在住の社会学者による、美しくも悲しい、沖縄を覆う暴力を描き出す、ノンフィクション連載)
  • 苫野一徳「はじめての哲学的思考」(哲学するってどういうことなのか、気鋭の教育哲学者がやさしく語ります。連載。)
  • ニコ・ニコルソン「マンガ 認知症」(マンガで認知症を学ぶ連載です。専門家による監修もされている、本格的でユニークな漫画です。)

などがあります。

考える人(新潮社)

新潮社によるwebマガジン「考える人」です。

このサイトには「考える人から生まれた本」というページがあります。

そのページに挙げられている本を見ると、「本当に無料で読めたコンテンツなのか」と驚かされるものばかりです。

こちらもおすすめを紹介していきましょう。

  • 柴田元幸「亀のみぞ知る-海外文学定期便-」・・・翻訳家柴田元幸が、海外文学をお届けします。彼が最近読んだ本や、海外文学についての情報を発信していきます。この連載の面白いところは、未邦訳の作品の一部を、英文と柴田元幸の翻訳とともに読むことができるところです。「そう訳すのか」と発見が満載です。英語の勉強にもぜひ。
  • 岸政彦「にがにが日記」・・・岸政彦は知らない人は多いかもしれませんが、ぜひ読んでみてください。すき間時間にでも読んでみてください。ツイッターを見る感覚で。くすりと笑えます。

こちらもおすすめ

上で紹介したもののほかに、次のサイトもおすすめです。

  • 「web 春秋 はるとあき」・・・春秋社によるwebマガジンです。上に挙げた二つのwebマガジンとはまた違った視点の連載が多いので、新しい分野を開拓したい人におすすめのサイトです。
  • ブルーバックス・・・講談社によるwebマガジンです。「ブルーバックス」とは理系の新書を扱ったレーベルです。ブルーバックスで得られる知的喜びがwebでも味わえます。
  • 現代新書・・・こちらも講談社によるwebマガジン。「現代新書」の新刊情報なども確認できます。

まとめ

本が好きな人でも、この記事で紹介してきたサイトを知らない人は意外と多いのではないでしょうか。

本屋で新しい出会いを見つけるのはもちろん至福のひと時ですが、この時代に合ったデジタルな出会い方もまた、悪くないものです。

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